今月の献立

5月の献立

一口メモ

Stop!ざ・メタボNo.195 五大栄養素①たんばく質

たんばく質は、生きていくために特に重要な栄養素です。体重の約1/5を占め、筋肉や臓器などの体を構成する主要な成分であり、さらに酵素やホルモンとして健康維持に不可欠な役割を果たしています。また、炭水化物や脂肪が不足している時はエネルギー源として利用されることがあります。

体内では常にたんばく質が消費されており、身体に必要な成分の中には体内で合成できないものもあるため、毎日食事から摂取する必要があります。

たんばく質を多く含む食材・・・肉類、魚介類、卵類、大豆および大豆製品、牛乳および乳製品

たんばく質をしっかり摂取するコツは、1回の食事ことに肉や魚などの主菜をきちんと摂取し、間食などで牛乳・乳製品を摂りましょう。また、こ飯やパンにもたんばく質が含まれているため、これらと一緒に摂ると効果的です。毎食20~30gのたんばく質を摂取することが、健康的なからだ作りにつながります。

<参考> たんばく質含有量例
卵1個: 6.7g、牛乳1杯200g : 6.6g、マサバ1切れ 10.0g: 20.6g、納豆1バック:7.4g、牛もも肉100g: 21.9 g、豚もも肉100g : 22.1g、鶏もも肉100g:17.3g、チーズ20g:4.6g


まごわやさしい

「まごわやさしい」は、日本の伝統的な食材を頭文字にしたものです。和食の基本食材であり、健康的な食事に不可欠な食材のキーワードとして用いられます。これらの食材を摂取することで、生活習慣病の予防、コレステロールの低下、老化の防止、皮膚や粘膜の強化、疲労回復、骨を丈夫にするなどさまざまな効果が期待されます。

現代では、手軽にさまざまな食材が入手可能であり、食の欧米化が進んでいます。そこで、食生活を見直してみることが重要です。

以下は、「まごわやさしい」の各頭文字に対応する食材です。

ま・・・豆類          豆腐・大豆・納豆など。高たんばく質、ビタミン・食物繊維が豊富。
ご・・・ごま          たんばく質・食物繊維・カルシウム・ミネラルなど豊富。
わ・・・わかめなどの海藻類   たんばく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。
や・・・野菜          ビタミン・ミネラルが豊富。
さ・・・           たんばく質や鉄分がたっぷり。
し・・・しいたけなどのきのこ類 ビタミンや食物繊維が豊富。
い・・・いも類         炭水化物・糖質やビタミンC・食物繊維が豊富。